私たちが大切にしていること
感じる力を育てる
Crieの学びは、子どもの“感じる力”からはじまります。色や光、水や音など、身のまわりの素材にふれながら、「きれい」「ふしぎ」「どうして?」といった小さな気づきを大切にします。
VTS(ビジュアル・シンキング・ストラテジー)の問いかけを通して、子どもたちは絵や現象をじっくり見て、感じたことを自分の言葉で表す練習をします。「何が見える?」「そう思うのはなぜ?」「どこでそう感じたの?」といったシンプルな問いかけを通じて、観察と思考を結びつけていきます。この“感じる”体験と対話が、STEAM教育において重要となる観察力・言語化力・好奇心を育みます。

考える力を育てる
感じたことをそのままにせず、「なぜ?」「どうして?」と考え、思いついたことを試してみる。失敗も学びの一部です。VTSでは、子どもの意見に正解・不正解を与えず、思考を「広げる」・「深める」方向に導きます。その経験が、探究的な姿勢と柔軟な発想を自然に育てます。Crieでは、結果よりも考える過程を大切にしています。この繰り返しが、探究の芽を育て、学校でのSTEAM学習へとつながります。
表現する力を育てる
同じテーマでも、子どもたちの表現は一人ひとり違います。感じ方や考え方の違いを尊重し、「自分の声で表す喜び」を見つけていきます。VTS的なアプローチでは、作品制作そのものが「思考の可視化」です。感じたことや考えたことを、色・形・構造で表し、その表現を通して再び自分の思考を確かめていきます。表現とは知識を見せることではなく、心で感じたことを、かたちや色、言葉で伝えること。それが、Crieが考える創造の原点です。
対話の中で育つ学び
Crieでは、作品を見せ合いながら対話する時間を大切にしています。「どんなふうに見える?」「どんな気持ちになる?」と語り合う中で、子どもたちは他者の見方に出会い、自分の考えを見つめ直します。
この対話が、VTSの核心であり、他者の視点を受け入れる力・多様性を尊重する力・言語で考える力を育みます。その積み重ねが、学校教育で重視される「主体的・対話的で深い学び」につながっていきます。

Crieは、子どもたちが「自分で感じ、考え、語り、創り出す力」を育てる場所です。その学びの芽が、VTSを通じて豊かに広がり、学校のSTEAM教育へ、そして人生そのものへと続いていきます。
STEAM
Crieでは、子どもたちが自由に描くだけでなく、
「観察する」「発見する」「問いをもつ」「考える」「表現する」といった、
探究的な学びのプロセスを大切にしています。
アートは、Science(理科)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Math(算数)と深くつながっています。たとえば、光と影を描くときに“光の反射”に気づいたり、植物をスケッチしながら“かたちのしくみ”に目を向けたり。アートの時間が、子どもたちの思考力・想像力・対話力を育てる時間になります。
こんな力が育ちます。
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よく見て、細かいところに気づく目が育ちます(観察力)
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「どうして?」「なぜそう見えるの?」と考えるクセが自然と身につきます(思考力)
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自分の気づきや考えをことばや作品で伝える力(表現力)
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自分で考えて、つくってみる。失敗から学ぶ力も育ちます(工夫する力・想像力)
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科学や自然のふしぎに気づき「もっと知りたい!」という気持ちが芽生えます (探究心)
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図形・パターンなど、数の感覚や構造理解も自然に養われます(数学的センス)
VTS(アート的思考法)
VTSでは、「これが正解!」という答えはありません。
自分が何をどう見て、どう感じ、どう考えたのか、 それを他者と共有し、聴き合い、 「ものの見方」の多様さや深さに気づいていきます。「そんな見方もあるんだ!」 「自分では気づかなかったけど、おもしろい!」と思えるのが楽しいところです。
こんな力が育ちます。
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じっくり見る力(観察力)
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自分の考えを言葉にする力(解釈する力)
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友だちの意見を聞く力(聞く力)
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「なんでそう思ったの?」と理由を考える力(意見の再検討)
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いろんな考えを受け入れる心(複数の可能性の追求)

アート思考の重要性
アート思考とは、「よく見て、感じて、考えて、自分なりに表現する力」を育てる考え方です。
これからの社会は、かつてのように「1つの正解」を覚えればよかった時代ではありません。
情報は溢れ、課題は複雑化し、個々に考えて行動する力が問われています。
アート思考では、「問いを立てる」「自分なりの視点を持つ」「仮説を立てて形にする」というプロセスを通じて、まさに“正解のない世界”を楽しみながら生きる力が養われます。
正解が一つではない問いに向き合い、自由に発想し、他の人の考えにも耳を傾ける―
そんな姿勢は、これからの時代に求められる“生きる力”そのものです。
Crieでの体験を通じて、子どもたちは次のような力を身につけていきます
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観察力と本質を見抜く力
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自分の考えを言葉にし、伝える力
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他者の意見を尊重する共感力
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失敗を恐れずに挑戦する姿勢
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問いを立て、考え続ける力
子どもたちの「感じる」「考える」「伝える」力を育てる、かけがえのない学びの場になれたら幸いです。
講師の紹介
チーフインストラクター
堀之内 渚子
慶應義塾大学卒業後、広告代理店や精密機器メーカーで企画・広報業務に携わりながら、20代でイギリス留学(1年)とアメリカ生活(1年半)を経験。多様な文化や考え方に触れ、子育てを通じて教育への関心を深める。
自身の子どもの小学校受験をきっかけに講師経験を積む中、STEAM教育の広がりとともに、思考力・観察力を育むVTS(Visual Thinking Strategy)の重要性と可能性に気づき、現在の事業を立ち上げる。現在はサービス設計を中心に、子どもから大人まで幅広い世代の“学びと表現”の場づくりに取り組んでいます。
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銀座コーチングスクール(GSC)認定コーチ

